睡眠時無呼吸
睡眠時無呼吸症候群（SAS）とは？
睡眠中に呼吸が10秒以上停止する状態のことを睡眠時無呼吸といいます。
大きないびきの後に、呼吸がしばらく止まったようになる方は、特に検査をお勧めします。
1時間あたり5回以上無呼吸や低呼吸が発生し、そのために熟眠できず、日中に異常な眠気をもよおす状態のことを睡眠時無呼吸症候群といいます。
次のような方は一度検査をお勧めします
- 大きないびきをかく
- 睡眠中に呼吸が止まったといわれたことがある
- 朝、寝たはずなのに、眠気が残っている
- 日中眠気があり、会議でよく眠ってしまう
- 運転中に眠くなる
- 体重が増えて、高血圧やメタボリックシンドロームの指摘をされている
検査
当院では、アプノモニターという検査機を使い、ご自宅で一晩検査を行ないます。
状況によって、必要な方は入院検査をご紹介いたします。
治療
当院での治療は、基準を満たした方に対し、CPAPという持続陽圧呼吸療法を行います。
中等症〜重症の閉塞型の無呼吸の方には有効で、標準的な治療法となっています。
状態によっては、マウスピースや扁桃腺摘出の外科療法などご紹介いたします。
